2005年10月03日

東京的でもなく、地域的でもなく、インターネット的に。

鳥の眼・蟻の眼・象の鼻 vol.4
「東京的でもなく、地域的でもなく、インターネット的に。」

僕が書くとまた叩かれてしまうかもしれないけれど、
まあ、別に叩かれてもいいので書きますが、
東京とか、地域とか、だけで演劇を考えるのは、
もう古いと思います。
それを、最初に叩かれてから、一年で学びました。

地域の文化を尊重し、独自の演劇を創ることと、
人口の多い都市で、観客を集めて収益を上げることが、
対立する概念のように捉えた意見を、よく見聞きしますが、
それをなんとか両立できるように考えるほうが、建設的ではないでしょうか。

そもそも演劇は、
たくさんの観客を集めなければ、経済的に成立しない、
(地域だって、観客数<関係者数だったら、ダメなわけでしょ?)
という構造は都市的ですし、
ある狭い範囲の"地域"で生活をしている集団の長期的な創作、
(メンバーが東京と神奈川に分かれてるだけで、稽古は大変)
という意味では地域的です。
つまり、対立する概念として捉えることは、
元々、ナンセンスで、両立させるものとして考えるべきだと思います。

最も重要なのは、東京的とか地域的であるかではなく、
インターネット的でいられるかということだと思うのです。

インターネット的というのは、
パソコンを使った演劇という意味ではありません。
舞台の映像アーカイブを、ストリーミング放送するということでも、
もちろんない。
ネット(ワーク)とネット(ワーク)を、
インター(つなぐ)していくという意味です。

まず、演劇界で言えば、
地域の演劇を愛している観客のネットワークがあり、
地域の演劇を創造している作り手のネットワークがある。
この、ネットとネットは、ちゃんと、インターしてるわけです。
しかし、例えば、地域の演劇を見に行かない観客のネットワークがある。
あるいは、演劇というものを見に行かない非観客のネットワークがある。
そこと、どうインターしていくのかを考える。
あるいは、東京的であるネットワークと、地域的であるネットワークを、
どうインターしていくかを考える。
インターネット的であるということは、そういうことです。
これが、理想であり、理念だと思うのです。

では、具体的には、どうするのか?ということに関しては、
僕は、まだアイディアの卵ぐらいのものが2個しかありません。
たった2個で、しかもまだ卵です。
でも、理想と理念があっての、具体案だと思うのです。
ちょっと、見ていてください。
posted by 鈴木厚人 at 20:33| Comment(0) | TrackBack(0) | つぶやき手帖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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