2005年09月26日

「TOP OF THE WORLD」について

友人が招待チケットをくれたので、
初めてコンドルズを観戦してきました。
五月に別の友人が、
イデビアンクルーの公演に誘ってくれて、
それが、本当に面白かったので、
今、勢いのあるコンドルズというダンスカンパニーの公演は、
本当に見たくて、感謝感激でした。

コンドルズを簡単に説明すると、
極度のハゲと極度のチビと極度のデブを含む、
学ランを着た三十過ぎのオッサン連中が、
踊ったり、踊ったり、踊ったりするんです。
まあ、途中に、コントをやったり、客をいじったりしながら、
適度に、客席の笑いを取りながら、
ダンスを見せていくというスタイルです。

なんだろ、知ってるダンサーと言えば、
熊川哲也と安室の元旦那サムぐらいの僕からしてみると、
やっぱり、近藤良平さんは別にして、
他のメンバー、とりわけ、
オクダサトシさんや橋爪利博さんが魅力的に踊ってるのが、
やっぱり、心底、感動してしまいます。
この二人は、デブとチビで、
とてもダンスやってる感じの体型じゃないんだけど、
踊ってる時の身体が、本当に本当にユニーク。
こういうものが面白いと受け入れられるって、
なんだかすごく僕は素敵だと思いますね。

多分、時代の流れもあると思うのです。
少年漫画に、顕著なんだけど、
少しずつ、時代の価値観が、
スカウター型から、じゃんけん型になっている。
例えば、昔の漫画のドラゴンボールって、
スカウターで戦闘能力が計れてしまって、最終的には、
数字の大きさの勝負みたいになっていってしまったけど、
例えば、今の漫画のNARUTOって、
対戦の組み合わせだったり、チームワークだったりで、
勝負の行方が変わってくる。
グーは、パーには負けるけど、チョキには勝つ、みたいな、
単純な力のあるなしではなく、
どういう組み合わせのどういう時に、
自分が一番活きるかを考えている人が勝っていく、
そういう時代の流れがあるんじゃないかと思います。
まあ、残念ながら、そういう時代の流れはあっても、
勝負自体は、なくならないんですけどね。

演劇のアンサンブルでも、
ただ、単に、うまいと思える役者を集めてもダメで、
組み合わせの中で、チームが最大限の力を発揮できる、
ってことが大事なんだろうなあ。
結局、デブがいて、チビがいて、ハゲがいて、
そういう、凸凹感がコンドルズは素敵ですね。
完璧なヒーローには憧れるけど、感情移入はできませんから、
なんか、そんなことを考えました。
posted by 鈴木厚人 at 02:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 舞台レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。