2004年09月27日

チキン・ハート -松尾スズキという生命体-

演劇というものを普段は見ない人にとって、
松尾スズキほど刺激的な生命体はないのではないだろうか。
役者であり、劇作家であり、演出家である。でも、it。
つまり、人ではない。松尾スズキという生き物である。

本来なら、主な棲息場所は舞台だが、時たま、映画にも現れる。
もうすぐ初監督映画「恋の門」も公開されるが、今日は、
映画「チキン・ハート」の松尾スズキを紹介する。
「チキン・ハート」自体の紹介ではない。

まず、松尾スズキは外見が非常にカッコ悪い。
禿げかかっている。ムソグルスキーの禿げ山の一夜である。
禿げきってない躊躇さが、さらにみっともないが、
そこに味わいがあるとも言える。
この禿げが、カツラの会社に就職し、
最初の契約を取るのが、この映画の主要エピソードである。
ただし、松尾スズキは主役ではなく、準主役である。
誰が主役かを知るには、Googleで「チキンハート」を検索すべし。

この映画は、人物のアップのカットが非常に少ない。
ゆえに松尾スズキのキモい顔を凝視する機会さえ、我々は与えられていない。
また、彼のフルショットのカットも非常に少ない。
身体のバランスを人類とは異なった体勢で取ることで有名な、
この生き物の特徴を捉えたカットがないというのは、
松尾スズキ映画としては、全く以って失格である。
よって、松尾スズキ的観点からすると、見る価値がないかもしれない、
というのが結論である。

チキン・ハート
http://www.office-kitano.co.jp/chickenheart/
posted by 鈴木厚人 at 00:01| Comment(3) | TrackBack(0) | 映画レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント

ラジオで大人計画の話してたよ。
http://www.tbs.co.jp/radio/stream/asx/arb.asx
Posted by sakana at 2004年09月29日 23:59

ちょっと説明不足だったので補足。
この番組ね。宮藤さんの。
http://www.tbs.co.jp/radio/arb/
Posted by sakana at 2004年09月30日 00:05
松尾スズキの乳首の色へのこだわり、いいなあ。
真剣な様子が目に浮かびます。
Posted by 鈴木厚人 at 2004年10月01日 22:31
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