2005年08月08日

出会わなきゃ系サイト

鳥の眼・蟻の眼・象の鼻 vol.2
「出会わなきゃ系サイト」

今さらではあるが、出会い系サイトのDMがすごい。
毎日来る。うざいほどに。
大量の出会いメールをデリートする度に思う。
このストレスは何なのかと。

僕は出会い系サイトというのを利用したことがないが、
雨後の筍のような、この状況を見るに、
誰かが利用し、半分は詐欺に引っかかるような形で、
誰かがお金を落としている、きっと、そうに違いないのだ。
しかし、よくよく考えてみると、
どんな人間が利用しているのか、ユーザーの顔が見えない。
自分の周りでも、「俺、出会い系サイト使ってるよ」
という声は聞かない。まあ、別の声は聞こえるのだけど。

「出会いがない」
こういうこと、あなたも言った覚えがないですか?
僕は、友人から本当によくこの言葉を聞く。
男女を問わず、今、現在、恋人がいない人は、
大抵、口にするのが、この言葉なのであるが、
これは嘘である。
出会いなんかどこでもある。
それこそ、電車の中で気に入った人がいたら、
声をかけたっていいのである。
もちろん、日本社会では、電車の中で、
知らない人に声をかけると、
変な人扱いされるので、敷居が高いことは否めない。
ただ、「出会いがない」わけではなく、
「手軽に異性と知り合う状況」がないわけである。

状況がなければ、
自分で作るか、他人に作ってもらうか、二者択一である。
ここで、出会い系サイトへのニーズが生まれることになる。
そして、なんとなく居心地が悪いなあと思うのは、
実は、出会い系サイトからの大量のDMそのものではなく、
「出会いがない」と口にせずにはいられない、
もしくは、知らずに、大量の出会い系サイトができていたりする、
なにかこう、実体のない、
「出会わなきゃ系」プレッシャーに、
囲まれていることなのである。

男と女は、常に出会ってなきゃいけない。
もしくは、常に出会ってなきゃ、
現役の男と女ではない。
(何をもって現役とするかは省略)
これは、生命の本能?遺伝子からのお達し?
とにかく、ボーイ・ミーツ・ガールよろしく、
「出会わなきゃ系」プレッシャーは、
確実に、チクチク、チクチク攻撃してきて、
だからなのか、出会い系サイトのメールに、
食あたりにならぬ、メールあたりをおこしながら、
僕らは、そんなに出会いたいのだろうか?
と自問もしてみたくなるのである。
posted by 鈴木厚人 at 08:41| Comment(1) | TrackBack(0) | つぶやき手帖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>「出会わなきゃ系」プレッシャー

まったくその通りだと思います。
誰もがそうだ、というわけではないでしょうが、
具体的に言うと「この年になっても彼氏がいないって恥ずかしい〜」というような状況は確実にあるでしょうね。
そういう強迫感が蔓延している。
それはメディアの影響だったりするのかもしれない。
そういう強迫感は、どちらかというと女性に多いような気がしますが、出会い系サイトを利用するのは男性の側が多いのでしょうね。
男のほうが出会いを見つけるのは難しいということの表れなのでしょうか?
Posted by n2 at 2005年08月09日 00:41
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