2005年07月27日

台風は紫色の空を運んでくる

カメラマンの話をしよう。
写真というのは、
カメラの選択、レンズの選択、フィルムの選択、
感度の設定、絞り(アイリス)の設定、
シャッタースピードの設定、構図、などなど、
あらゆる技術を必要とするのは、周知のとおり。
まあ、どんな職業もプロというのは、
それなりの技術を要するものなんだけど、
でも、意外に知られていないことは、
人とは違うタイミングで、人とは違う場所、
人とは違う写真を撮るべき場所にいるってことが、
とても大事なのである。例えば、、、台風一過、、、。

雨が降ったり、風が吹いたり、雪が降ったりすると、
人は大抵、家の中に閉じこもろうとするけれども、
そんな時ほどシャッターチャンスなのである。
とりわけ、台風が通り過ぎた後は、すごいよ。

都会の空気はありとあらゆる塵芥で汚れていて、
それは、普通、目には見えないのだけれども、
台風の雨と風は、そういう目に見えない空気のゴミを、
全部洗い流してくれる。
だから、台風の後に、カメラのレンズを空に向ければ、
日没の時間、奇跡のような紫色の夕焼けをフィルムに残せる。
普段は、汚れ気味の厚化粧で隠されていた、空の色が、
ノーメイクで顔をのぞかせるのだ。

昨日の台風は、日没もとっくに過ぎた時間に、
関東を抜けていったわけで、だから、夕焼けには間に合わなかったけど、
もしかたしたら、今朝の朝焼けは、とてもキレイかもしれない。
このブログを読む人にとっては、
とてもキレイだったかもしれないということになるのかな?

覚えておいてほしい。
台風は、紫色の空を運んでくる。
その瞬間に、もし、カメラを持っていたら、
いつもとは違う、信じられないくらい美しい空を、記録できるよ。
posted by 鈴木厚人 at 02:58| Comment(1) | TrackBack(0) | つぶやき手帖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そうそう、僕も雨の後はわくわくしながら
カメラ片手に飛び出していきます
たまに待ちきれずに雷雨の中飛び出して
海まで写真を撮りにいって死にかけます。

この写真↓も台風(だったかな?)
大雨の後、代々木公園で撮った写真だよ。
http://fotologue.jp/public/entry/13945.blog
Posted by yousakana at 2005年08月08日 19:36
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