2005年07月12日

テアトルフォンテのワークショップ その3(図形の作文篇)

【問題】
次の図形を、文章を読んだだけで他の人がわかるように、記述できますか?
ただし、400字詰め原稿用紙1枚以内で。制限時間は、3分間。

play1.gif

テアトルフォンテのワークショップ その2(海亀のスープ篇)と、
テアトルフォンテのワークショップ その1で、述べたとおり、
言葉の面白さ、ずるさ、を感じてもらう、ワークショップを考えています。
この、"図形の作文"も大学時代に、ゼミでやったことなんですが、
やり方次第では、言葉が生まれる瞬間というのを体験できる気がしています。

【内容】
まず、参加者には2グループに分かれてもらいます。
A班には、上記のとおり、ある図形を見せて、
それを原稿用紙1枚分の文章にしてもらい、
B班には、その文章から、もう一度、図形を描いてもらいます。
その間、A班がどんな図形から文章を書いたのか、
B班の人には知れないようにしておきます。
さて、B班の人たちが描く図形は、最初の図形と同じものになるのでしょうか?

【結果予想】
予想では、全く違った図形がたくさん誕生するはずです。
なぜかでしょうか?理由は、
問題の図形が、はじめて見た図形で、共有前提がないからです。
よって、その図形を他の人に説明するためには、
その図形の個人的な印象だけではなく、
他の人からどう見えているかを意識して、
記述しなければならないからです。
ところが、僕らの普段の生活では、
テレビだったり、テーブルだったり、ジュースだったり、
既に、どんなものであるかという共有前提がある物に、
僕らは、囲まれて暮らしているので、
何かを見る時に、他の人からどう見えているかを意識しないで生きています。

つまり、これは、何かを見る時に、他の人からどう見えているかを考える、
他の人は、自分と違う見方をしていること知る、
ワークショップということになります。
posted by 鈴木厚人 at 16:18| Comment(2) | TrackBack(0) | 稽古場から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
某S研を思い出してしまいました。

ウミガメのスープも
テキストによる図形描画もやりましたねー。
懐かしい

Posted by きよ at 2005年07月13日 11:02
> きよ

お久し振り、コメントありがと!

俺達の時には、テキストによる図形描画は、
違う形だったんだよ。
変なところに連れていかれて、
電話と図形を渡されて、
この図形を相手に伝えろって。
電話の向こうには、自分の相棒がいるんだけど、
受話器のマイクのところに、
パーマセル貼られてて、
向こうの声は聞こえないっていうね。

佐藤研でやったことで、
他に面白いものって、なんか覚えてる?
Posted by 鈴木厚人 at 2005年07月13日 12:01
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