2005年05月22日

蕎麦からはじまってコーヒーで終わる

5月21日

自分の本当に言いたいことってなんだろう?
ということを舞との会話の中で、考えた。

例えば、食事について。
美味しいモノを食べたい、という欲望があまりないでしょ?
誰かと何かを食べるという目的だけで食事に行かないでしょ?
と言われた。たしかに、あまりそういうことはしてないなあ。

でも、彼女は、僕が意外に蕎麦が好きで、
蕎麦を食べるということが僕にとって特別なことであることは知らない。
蕎麦に関して言えば、僕は結構うるさくて、この間、
神田の藪蕎麦に行ったのだけれども、あまり美味しくなくて、がっかりした。
蕎麦の味については、他人に何を言われようとも、
自分はわかるぞという揺るがない自信があって、でも、蕎麦に対して、
そこまでプライオリティーが高い人は、
あまり自分の周りにはいない気がするのだ。だから、
蕎麦的な行動を人に見せられないのは、残念なことなのかもしれないし、
蕎麦の味について、いろいろ言える人がいないのは、残念なことなのである。

好きな食べ物、飲み物について語るということは、
とても個人的なことだし、大切にしたいことである。
そして、みんなが本当に言いたいと思ってることなのだと思う。
でも、そのみんなが本当に言いたいと思ってることだけが、
世の中にあふれてしまっていいのかという思いがある。

例えば、スターバックスについて。
そのフレーバーについて、新商品について、
これはこうだよねって、友人や恋人と楽しく話せるのはいいんだけど、でも、
その地球の裏側で、コーヒー農園でものすごい薄給で働いている人がいる。
本日のコーヒーが、例えば、300円ぐらいだとすると、
その内、コーヒー農園に落ちるお金は1円ぐらいらしいという話があって、
そういうことは、僕が本当に言いたいことではないのかもしれないけど、
想像力のバランスを取るという意味で、僕は必要なんじゃないかと思う。
それは、スノビズムなのかもしれない。
それを話したからと言って、僕もそれを聞いた人も、
行動が変わることはないし、行動が変わる必要もないけれども、
コーヒーの300分の1についての想像力だけは持ってスタバを利用したい。
でも、それは、僕が本当に言いたいことではないのかもしれない。
posted by 鈴木厚人 at 07:37| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
うちの横、それこそ徒歩30秒くらいのところに、
ものすごく居心地の良いおいしいおそばやさんがありますよ。
わたしはあまり蕎麦派ではないのですが、
そこだけは好きです。
Posted by beat at 2005年05月22日 08:59
コメントありがとう。

今度、連れて行ってくっださい。
Posted by 鈴木厚人 at 2005年05月25日 06:28
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