2005年03月22日

役者に塩をかければ、サラダになる。

「真逆ですから!」

まだ印象の芝居には出てもらったことはないのだけど、
ちょくちょく稽古場に来てくれていた吹原幸太氏との合同稽古は、
その言葉から始まった。

彼に言わせると、印象の役者は、
まとまっているということらしい。
それが良くもあり、悪くもあり、
彼に言わせると、彼の劇団の役者は、
まとまっていないということらしい。
つまり、勢いはあるんだけど、まとまらなくて困っている、
それが良くもあり、悪くもあり、
だから、真逆。だから、一緒にやってみませんか?

というわけで、
AAPAの公演が終わり、
いよいよ、第四回公演の準備がスタートした。
早速、昨日はたくさんの役者を集めてのワークショップをやった。
吹原幸太氏の劇団のメンバーが4人。印象からは最所と慎吾、
そこに、久し振りに、ビートが参加してくれて、
また、私も初対面のミサトさんも加わり、大変盛り上がった。

他の劇団との合同稽古は、
ペピンとエントロピーとのそれ以来、2回目。
やはり、どの劇団にもそれぞれのリソースがあって、
それを共有していくというプロセスはとても面白い。
何より、一人の演出にとって、
多くの役者との新しい出会いは、それ自体がとても新鮮。
フレッシュなサラダを目にした気分である。

でね、今回の出会いは、新しい出会いだけではないのよ。
ビートってのは、北野絢子のことなんだけど、
彼女は、第一回公演「鴉姫」の主役の子なわけ。
古い出会いっていうのかな、再会でもいいんだけど、
今、自分がやっていることの緩やかなネットワークができてきて、
そこは出入りが自由で、だから帰ってくる人もいるというのが、
とてもいいなあと思うわけさ。
彼女の場合、仕事をしながらだから、
実際に芝居に出てもらえるかはわかんないけど、
芝居づくりにはもうその瞬間に関わってるわけだからね。

新旧の出会いの積み重ねの中でしか、人は生きられない。
でも、出会いには恵まれてるんですよ、私は。
そこだけは実感できるね。
posted by 鈴木厚人 at 14:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 稽古場から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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