2005年02月18日

なぜ、日本では演劇はマイナーなの??

フランスに住んでる友人から、
メッセンジャーで、

「なぜ、日本では演劇はマイナーなの??」

と聞かれた。

なぜだろう?
ちょっと考えてみたい。

友人の話を鵜呑みにすれば、
フランスでは映画と同じような感覚で芝居が観られているらしい。
現代演劇は、クラシック、ドラマ、コメディーに分かれていて、
クラシックは、コメディーフランセーズが、
伝統的なモリエールなどを公演しているような分類。
ドラマは現代シリアス演劇で、
そして、内容がドラマチィックでもコメディーでも、
クラシックはクラシックらしい。

映画と同じような感覚って、
そもそも日本では映画だってマイナーじゃん、というツッコミを入れつつ、
でも、一ヶ月に一回ぐらいは観に行くとして、

劇団印象のお客はどんな芝居を見ているのか?(第1回)
http://inzou.seesaa.net/article/1945765.html
で書きました、アンケート結果によると、
少なくとも、印象のお客は、年に0〜1回の観劇という回答が多かった。
(アンケートに、月に何回、映画館に行きますか?って聞いてもいいかも)

というわけで、
フランスのほうが、観劇人口はもうちょっと多いのかもしれない。
さて、本題。

「なぜ、日本では演劇はマイナーなの??」

簡単ですよ。もちろん、独断と偏見なんですけど、
この国では、「形のないもの、形が残らないものに価値を見出しにくい」んです。
国民性もあると思う。
なんで、海外旅行へ行って、あれだけ記念写真を撮るんだろうと思いません?
写真に残さなきゃ、思い出は消えてしまうんでしょうかねえ?
多分、不安なんだろうなあ、何か形に残ってないと。

前述の、
この国では、「形のないもの、形が残らないものに価値を見出しにくい」んです。
という言葉は、5年前に僕が横浜のストリートミュージシャンの、
ドキュメンタリーを撮っていた時に、
あるジャズミュージシャンが言ってた言葉です。どうでもいいですが。

「形のないもの、形が残らないものに価値を見出しにくい」
ってのは、でも、楽観的に言えば、これからは、
そういうものが求められていくんじゃないかというニオイを僕は感じてます。
どうしてかって? その話は、また今度。
posted by 鈴木厚人 at 13:07| Comment(4) | TrackBack(0) | 演劇マネジメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なるほどね。真剣に考えてくれてどうもありがとう。興味深いフレーズだね。確かにそういう部分もあるのだろうけれども、だとしたらどうして日本人は花火が異常に好きなの??花火は一瞬で儚いものだけれども、花火大会自体が形なのかな?

アツトさん、私の話は鵜呑みにしない方が良いよ、特にMSNでの会話なんて酔った勢いみたいなところがあるから。できれば、メッセの部分は消して欲しいです。
Posted by パリの友人(私たちって友達なの?) at 2005年02月21日 02:38
>パリの友人(私たちって友達なの?)さま

メッセの部分は消去しました。
友人ではなく、愛人ですよね。
失礼しました。

Posted by 鈴木厚人 at 2005年02月21日 08:28
>パリの友人(私たちって友達なの?)さま

あと、いい忘れましたが、
花火という問題提起は、
とても面白いと思ったので、
さらに考えてみますね。
Posted by 鈴木厚人 at 2005年02月21日 18:24
 マイナーな理由は色々あるでしょう。それは、「形のないもの、形が残らないものに価値を見出しにくい」じゃなくて、観劇に時間とお金と苦痛が他の娯楽以上に発生するからです。交通費を払い、高いチケット代金を払い、狭くて痛い座席に座り、しかもつまらない、よく分からないのオンパレードでは芝居に対する行動力が削がれるのも仕方ありません。
 事前情報が殆どないのも痛い要因でしょう。ストーリーを読んでもピンと来ない状態でいき、友達が「面白いからきてよ」と言った芝居の殆どがつまらなかったり。

 では一見さんを虜にするにはどうすればいいか。最高の芝居を魅せることでしょう。製作者が自信を持てるものを提供する事。そのエネルギーと見識、ネタの熟成とエスプリが大事だと個人的には思ってます。

 花火がなぜ人が集まるか。金がかからないからでしょう。また、ある程度の満足感は保証されているからではないでしょうか。寒い、見えないといった場所の制約も事前に人は把握した上で来るわけで、芝居とは断然違いますよ。
Posted by 内田肇 at 2005年03月14日 12:51
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/2002745

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。