遅まきながら観に行った。
いたるところで不評を聞いていたので、
あまり期待しないで、観に行ったのだが、
私は面白いと思った。映画として見たら。
では、恋愛の教科書として見てみたらどうだろう?
この映画は、まずもって、冒険活劇であり、
第二に、ラブストーリーである。
冒険活劇の部分は申し分ない。すごく好き。
でも、恋愛部分は、はっきり言って、すごくダメである。
なぜか?
その前に、キムタク、キムタクぽくない!
知らずに見たら、気づかないと思う。
ゆえに、オッケーです!
さて、閑話休題。
宮崎駿の映画を、
恋愛映画として観る人はあまりいないと思うけど、
恋愛の描き方に、ほとほとあきれてしまう。
断言しよう。宮崎駿は女好きじゃない!
これは、恋愛好きの人が描いた映画である。
恋愛好きと女好き(男好き)の違いとは何か?
恋愛好きとは、恋愛そのものを好きな人、
ロマンチックな関係に酔っていて、
出会いは、全て運命の出会いでないと気がすまない。
ロミオさんが、この症状である。
一見、素晴らしいように思えるけど、
恋愛が好きなわけであって、特定の誰かを好きなわけではない、
ゆえに、相手は入れ替えが可能である。
(事実、ロミオはジュリエットを好きになる前に、
ロザラインという女を好きになっている)
女(男)好きは、女(男)そのものを好きな人、
相手が入れ替え可能であることは同様だけど、
それを認識した上で、関係性の構築を前提に恋愛をする。
要するに、運命の出会い・人はありえないなら、
たまたま出会った相手と、
量的かつ質的な時間の蓄積に価値を置こうという姿勢である。
あなたが特別だと言えるのは、
あなたが運命の人だからではなく、
共に過ごした多くの時間によって支えられた関係性ゆえになのだ、
という態度である。
だから、試行錯誤するし、試行錯誤の末に、二人の関係が特別になる。
時には、特別にならないこともあるから挫折しながら、
恋愛を繰り返すのである。
ハウルとソフィの関係は、前者であり、
え、君達が運命の出会いだって決まってたんだね、とがっかりである。
つーか、ハヤオ!60過ぎて、ロマンチックに過ぎませんか?
現代人が、人を愛するってさあ、そんな単純じゃないと思うんだ。
それなりにお洒落で、それなりにいいレストラン知っていて、
それなりに会話が面白くて、それなりにデートを演出してくれて、
でも、そんな男、それなりにたくさんいて、
じゃあ、どうすんの?ってそういう話でしょ。
つーか、
女がそれなり以上を求めてこない時の絶望って、感じたことないんすかね?
結局、役割ね。そういう役割の人欲しいのね、みたいなさ。
まあ、ハウルは、魔法も使えるし、鳥にも獣にもなれるからな。
別にいいか。
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こちらからもTBさせて頂きます☆
記事とても面白かったです。
ハウルのレビューで全然違う観点から書いた記事を読むのは、はじめてで驚きました。
僕は恋愛好きと女好きの両方を上手くとり入れたいです!!
って、欲張りですかねww
コメントとトラックバックありがとうございます。
恋愛好きと女好きの両方を上手くとり入れるのは、欲張りです。どちらか一つにしましょう。
ありがとうございます!!
そういえば、今年の夏は、
ジブリの新作やるらしいですね。
監督が息子ってのは、どうなんでしょう?
楽しみです。