2004年12月27日

ブログは演劇を変えるか?

劇団印象のブログ、「ゾウの猿芝居」をseesaaに移し、
内容を演劇に特化して、リニューアルしたのが、9月20日。
今日が12月27日で、やっと、3ヶ月。そして、
やっと、一日のユニークアクセス数が160を越えるところまで持ってきた。

私が、このブログで展開してきたことは、
演劇というのが、きわめてマイナーな表現ジャンルであることをまず自覚し、
演劇界というきわめて狭い世界で縄張り争いをしている馬鹿を取り除くために、
構造的な視点から見た問題意識を立ち上げ、
どうしたら、面白い芝居を作るためのポジティブなスパイラル、
厳しく物言う観客が面白い芝居を育て、面白い芝居が新しい観客を生む、
そういうスパイラルを生む仕組みを作れるか、ということだった。

ただ、このブログにできたことは問題提起だけ。
では、どうすれば実地において、スパイラルを回せるようになるのか?

ブログは感情論を抑え、建設的な意見を生み出す、機能性をもっている。
これまで、印象に対しての批判は多々あったとしても、
非建設的な意見は全くなかった。
全て印象にとってプラスになるコメントとトラックバックだった。
そこが素晴らしい。

ゆえに、激烈に若手の芝居を批判し、
それが建設的なフィードバックになるシステムをブログ上に構築したい。
えんげきのページの一行レビューでは、不十分である。
同時に、批評家が、公演を評価することによって劇団をウォッチするように、
批評を評価することによって、観客が批評家をウォッチするような、
そういうシステムを作るべきだ。
(一行レビューの批評をレビューするバージョンである)

そして、生活と演劇がどうコネクトするのかを、
もっとこのブログ上で考え、どうにかして実地的にシステムを回したい。
それが助成金についての行動なのか、
劇場をどうしたらいいという問題提起なのか、
ワークショップのオープンソース化なのか、
何か他のものなのか、徹底的に考えて、実行していきたい。

実は、地域演劇を考え、ある時は否定し、ある時は肯定することが、
そのことのヒントになるような気がする。
思えば、このブログは「地方演劇」、
中央に対する地方の演劇という言葉を使ってから、アクセスが伸び始めた。
なかなか皮肉な話であるが、それはまた今度。
posted by 鈴木厚人 at 05:19| Comment(0) | TrackBack(1) | 演劇マネジメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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演劇好きになるために
Excerpt: ブログは演劇を変えるか? http://inzou.seesaa.net/article/1405780.html う??ん。 どうなんでしょ?ちょっと思ったことを書いてみます。 ..
Weblog: 寝言
Tracked: 2004-12-28 00:18
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