2006年01月27日

ライブドア事件について、糸井重里が言ったこと。

今日は、自分の言葉ではなく、人の言葉を借ります。
糸井重里が、ライブドア事件について言っていたことを、
そのまま引用します。

ほぼ日刊イトイ新聞より

なんというか、非常に誤解されやすい言い方なのですが、
こういう時期に「額に汗して働く」という価値観に、
逃げ込んではいけないと思うのです。
「額に汗して働く」というのは、価値あることです。
しかし、それは目的ではないのだと思うのです。

額に汗すること、努力すること、地道にやっていくこと。
それらは、姿勢としての美しさを持っています。
ですが、くりかえすけれど、それは目的じゃない。
1+1が2になるということに、
ほっとしていたり甘えていたりしていては、
夢も希望もありゃしないのだと思うのです。

前に、農業の現場に取材に行ったときに、
自然薯をつくっている農家の方が、
「こんなに小っちゃい種イモから、
こーんなに長い自然薯ができてさ。
高く売れるんだもんなー。
だーから百姓は儲かるんだよ」と笑いました。
農家は損ばかりしてて、辛い仕事ばかりで、
という声ばかり聞いていたぼくらは、
この笑い声につられて大笑いしました。
なにも考えずに、目の前の土を耕すことの尊さに
満足していたら、笑えるもんじゃないと思いました。
前々から、よく「ほぼ日」で書いてきました。
『多忙は怠惰の隠れみのである』という言葉を。
どこに狩りに行くかを真剣に考えるからこそ、
獲物も手に入るし、たのしみの時間もつくれるのです。

毎日ニュースになっている大きな事件のせいで、
ベンチャーそのものが疑わしいように語られます。
安定や、くりかえしの大事さが、
過剰に語られるようになっています。
ぼくは、こんなときだからこそ、
自分はベンチャーでありたいと思います。
額に汗することに、逃げてはいけないと言います。
posted by 鈴木厚人 at 12:51| Comment(0) | TrackBack(1) | つぶやき手帖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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「バーチャル」の拡大解釈
Excerpt: バーチャル・リアリティの原義はコンピューターグラフィクスなどで作られた仮想現実世界だったはずだが、いつの間にかネットに関わるもの全てがバーチャルにされてしまったような。
Weblog: 佐藤秀の徒然\{?。?}/ワカリマシェン
Tracked: 2006-01-30 16:54
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